2017/01/14 12:00
年始は新譜のリリースが少なめ。今週は舞祭組や仮面女子などが上位に食い込んできたが、それ以外は昨年よりも前にリリースされたロングセラー楽曲中心にチャートが構成されている。このようなことは年始ではよくありがちだったが、今年はさらに顕著に感じる。
なかでも目立つのは、浦島太郎(桐谷健太)の「海の声」が18位にまで急浮上してきたことだ(【表1】)。auのCMソングとして使用され大ヒットしたこの曲は、昨年の9月リリース。11月頃からはしばらくランク圏外だったが、年末年始の大量CM露出の影響もあって売上が伸びた。多少はツイッターでのつぶやき数も加算されているとはいえ(水色のグラフ)、基本的には売上やダウンロードのポイントがほとんど(紫のグラフ)。これはCMタイアップの効果の大きさをストレートに示しているといっていいだろう。
同じことがいえるのは、19位に上昇してきたAIの「みんながみんな英雄」(【表2】)だ。こちらはさらに前の5月リリースだが、「海の声」と同じくauのCMソングで、チャートの上がり方もかなり似ている。基本的には「海の声」同様に売上数がポイントとなっており(紫のグラフ)、その他の要素はほとんど影響してない。まさに、実売が伴っているヒット曲なのだ。
auのCMはその映像のインパクトもさることながら、音楽の使い方も効果的。まだまだCMタイアップの効果が侮れないことを、このチャートの動きが証明している。text by 栗本斉
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